グローバル製造管理のためのデータ統合 : XMLを用いたデータ収集とデータ翻訳・統合(セッション9B : 情報統合)
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概要
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グローバル生産においては、世界中に分散する製造拠点での製造実績情報を生産統括部門と全拠点で共有し、マーケットの変化や生産の異常発生に対して素早い管理アクションを起こすことが重要である。製造拠点の製造情報システムは、必ずしも標準化されておらず、こうした異種システム間のデータを有効に利用するためには、共通のデータ構造に共通のデータ・コードで一元管理する必要がある。そこで、XMLを用いて製造実績データを自動収集し、翻訳・統合する一手法を考案した。また、この手法に基づいてグローバル生産体制での製造マネージメントを支援するための製造情報管理システム(Global REALMICS)を開発した。本システムを電子機器のグローバル製造品質管理に適用し、管理サイクルを従来の週次から日次に短縮した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-07-18
著者
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