SOHO実態把握のためのWeb調査票システムの構築と運用における課題
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概要
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社会的な調査環境が質的・量的に変化しつつある中で、Web技術を応用した調査手法がWeb利用人口の拡大とともに次第に定着しつつある。この新しい調査手法の方法論的な可能性と課題を検討するために、Web上の入力フォームによるデータ取得を主な機能とする簡単なWeb調査票システムを試作し、SOHOを対象とした実際のSOHOアンケート調査で運用した。本稿では作成したシステムの設計基準に関する検討内容、および運用時に経験された問題点や課題について調査主体・調査実施者・回答者のそれぞれの立場から整理し、一つの例として、回答数から見たクローズ調査とオープン調査の相違を比較検討した結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-07-25