臨地実習の妊婦に対する母性発達援助の学習効果 : 文献資料を用いたカンファレンス
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概要
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目的 妊婦に対する母性発達の援助についての学習効果を明らかにする。学習は,母性看護学臨地実習において文献資料を導入したカンファレンスで行った。対象および方法 平成15年度に母性看護学臨地実習を行ったY大学看護学生の3年生のうち,同じ文献資料を用いてカンファレンスを実施した17名の学生の発言内容を対象とした。分析は,発言内容を詳細に記述し,母性発達に関する内容に焦点をあてて内容分析を行った。結果 妊婦の【母性発達の発動】と【母性発達過程の視点・判断】に関する知識が広がり,受け持ち妊婦の母性発達過程について判断できたことが,妊婦に即した【母性発達の援助】を導き出した。また,この援助が導かれた土台には,【母性発達の意義】について学生自身の肯定的な考えの確立があった。結論 受け持ち妊婦の母性発達過程の方向性を明確にできたことが,妊婦に即した母性発達の援助を導きだした。
- 日本母性衛生学会の論文
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