ランタンを用いるスズの黒鉛炉原子吸光分析法
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概要
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微量スズの黒鉛炉による電気加熱原子化原子吸光分析法について,原子化条件を定めた後,試料の液性について検討して条件を定めた.共存成分の影響については12種の金属イオンなどについて実験し,妨害成分のアルミニウム,アンチモン,テルル,ヒ素や酒石酸などは硝酸ランタンを添加することにより影響を防止できた.ランタンはスズの定量に増感効果を示し,又アンモニア性においてスズを共沈させるのでこれを分離法として用い,車鉛地金などのスズの定量に適用した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1980-05-05
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