研究所用全自動けい光X線分析法
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概要
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研究所向きの全自助けい光X線分析システムを開発した.市販のけい光X線装置に内蔵されたマイクロコンピューターの記憶容量を増加させ,100元素,500条件までの測定を自動的に制御させるとともに,多種試料用サンプルローダーを製作,接続させることにより,21種,総数105個までの試料の測定を無人で行うことができた.更にデータ処理を行わせる目的で別に付属させた12K語のコアメモリーを有するミニコンピューターから,通常の定量分析結果の印字とは別にデータを紙テープに打ち出させ,それをオフラインで中型コンピューターに供給し定性分析できるプログラムを開発した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1978-09-05