誘導結合プラズマ質量分析法及びメタル炉原子吸光法による黒鉛中の不純物元素の定量
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概要
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黒鉛中に含まれる金属不純物元素15種の定量分析法について検討した.このうち, ホウ素, ナトリウム, マグネシウム, アルミニウム, チタン, バナジウム, クロム, マンガン, 鉄, コバルト, 及びニッケルを誘導結合プラズマ質量分析法, 又, カリウム, カルシウム, 銅及び亜鉛をメタル炉原子吸光分析法により定量した.試料の前処理において, ナトリウム, カリウム, チタン, クロム, 銅及び亜鉛の6元素は, 400℃以下の温度で燃焼させる酸素プラズマ法を, それ以外の9元素は, 880℃の石英管状炉を用いる灰化を行った.又灰分の溶解では, 酸の種類, 処理時間, 処理温度について検討し, 各元素ごとに適した前処理法を確立した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1993-08-05
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