カラムスイッチング法を用いた尿中ホモバニリン酸, バニルマンデル酸及びクレアチニンの高速液体クロマトグラフィーによる同時定量
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概要
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HPLCにより, 神経芽細胞腫のマーカーである尿中のバニルマンデル酸, ホモバニリン酸とクレアチニンを同時に分析する方法を検討した.イオン対法を用いることによって.尿中の混在成分とバニルマンデル酸, ホモバニリン酸を分離することができた.クレアチニンは溶離液のpHを6にすることによって, 尿中から分離, 保持させることができた.この3者をカラムスイッチングの手法を用いることによって, 濾過尿を直接注入するだけで, 同時に精度よく分析できる方法を確立した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1990-06-05
著者
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