レーザー光散乱の強度ゆらぎを用いた高感度イムノアッセイ
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概要
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レーザー光散乱における強度ゆらぎのパワースペクトル解析を単分散したラテックス粒子に適用した.単分散ラテックス粒子による散乱光強度ゆらぎのパワースペクトル密度はローレンツ型となり, 理論曲線によく一致した.これをラテックス粒子による免疫反応の測定に用いたところ, 反応前後でパワースペクトル密度に変化が現れた.これは免疫反応により, 様々な粒径の凝集塊が形成されたことに基づくものであり.単一のローレンッ型パワースペクトル密度で記述することはできない.そこで, 最小二乗法によるカーブフィッティングを行い.これに基づいて緩和周波数を求めた.反応前後の緩和周波数の比について調べたところ, 抗原IgEで, 反応後30分で0.1IU/ml程度の抗原濃度を検出できた.
- 1990-06-05
著者
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武者 利光
東京工業大学総合理工学研究科(現在、東京理科大学)
-
武者 利光
東京工業大学
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武者 利光
東京工業大学綜合理工学研究科
-
宮川 厚夫
オリンパス光学工業(株)バイオメディカルリサーチセンター
-
宮川 厚夫
オリンパス光学工業(株)brc
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武者 利光
東京工大 総合理工学研究科
-
南波 昭宏
オリンパス光学工業(株)
-
鈴木 浩文
オリンパス光学工業
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