キャピラリー超臨界流体クロマトグラフィーにおける周辺技術の開発
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概要
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キャピラリー超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)の分離能力を十分に活用し, その応用範囲を拡大するために必要不可欠となる各種の周辺技術の開発を行った. 試料導入法については, μlオーダーから数百μlにわたって試料体積に応じた幾つかの試料導入法を開発し, これによりppmからppbの濃度範囲の分析が可能となった. 紫外吸収検出法については, 圧力プログラム中においてもベースラインを安定に維持する方法を開発し, 高感度での操作が可能となった. 又, オンラインで混合溶媒を調製しながら同時に圧力プログラムを行うことができる方法を開発し, SFCの適用範囲を拡大した. 更に, 二次元SFCのためのインターフェースを開発し, これにより複雑な混合物の分析が容易となった. 開発したこれらの技術について, 原理, 基礎条件及び応用例を示した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1999-01-05
著者
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