EDTAと8-オキシキノリンを用いるランタンの不足当量分離法の最適条件の検討
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概要
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不足当量のコンプレクサンにより目的元素の可溶性錯体を形成し,未反応の目的元素を溶媒抽出により分離する不足当量法の最適実験条件推定法を検討した. 不足当量分離可能な領域は,コンプレクサン存在下で目的元素の分配比が一定となる領域であるところから,この領域の設定,抽出試薬の選択,抽出平衡,コンプレクサン錯体形成平衡より最適実験条件を求めた. この方法を,ランタン-EDTA-(8-オキシキノリン)系に適用し,ランタンの不足当量分離法を確立するとともに,orchard leaves中のランタンの定量に応用した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1983-01-05
著者
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