高速液体クロマトグラフィーによるフェノールモノスルホン酸異性体の分析
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概要
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高速液体クロマトグラフを用いて,フェノールモノスルホン酸異性体を迅速に分離定量するために,カラムとして強酸性陰イオン交換樹脂Zipax-SAXを充てんした内径2.1mm,長さ1000mmのカラムを用い,移動相として種々の塩の水溶液について検討した.その結果硝酸ナトリウム濃度を0.03Mに調節し,温度40℃,流速0.50ml/minで操作することによりフェノールモノスルホン酸各異性体の完全分離が可能となった.そこで,同条件においてスルファニル酸を内標準に用いて検量線を作成した.検量線の変動係数はいずれも2%以内で十分定量が可能であるという結果が得られた.
- 1977-03-05
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