カナ漢字変換における同音語選択に関する一考察
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概要
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近年、日本語ワードプロセッサ等の情報機器の急速な普及にしたがって、日本語入力手段としてのかな漢字変換技術の重要性が益々増大している。特に文節分かち書きを必要としないべた書きかな漢字変換の研究が盛んであるが、その問題点としてまず第一に、べた書き入力文からいかに文節を区切るかがある。これはこれまでに2分節最長一致法、文節数最小法が提案されており、実用化にもなっている。第2の問題点として同音異義語処理がある。この問題については現在、次の3通りの提案がなされている。(1)学習辞書を用いた頻度情報(2)複合語・派生語に関する単語固有の情報(3)格文法を用いた意味的語彙情報本稿では、上記のうち(3)について着目し、意味的情報を用いた同音語処理手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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清水 敏夫
通信・放送機構 奈良リサーチセンター:松下電器産業(株)マルチメディア開発センター
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西淳 一郎
松下電器産業(株)無線研究所
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清水 敏夫
松下電器産業(株)無線研究所
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岡田 都
松下電器産業(株)無線研究所
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清水 敏夫
松下電器産業
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