知識ベース管理システムKAPPAのシステム構成 : 基本機能とモジュール構成

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概要

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• Kappa(Knowledge Application oriented Advanced DBMS/KBMS)はICOTの中期計画で逐次型推論マシンPSI(Personal Sequential Inference Machine)上に構築される知識ベース管理システムであり、研究ツールとしての実用性も狙っている。そしてKappaは、すでにPSI上に実装されているSIMPOS(オペレーティング/プログラミング・システム)と同様、オブジェクト指向のプログラム言語ESP(Extended Self-contained Prolog)で記述され、Kappaの各モジュールは、このESPのクラスを基本単位とするオブジェクト群で構成される。Kappaの特徴は、木構造のデータや、シソーラスのようなネットワーク構造を形成する複雑なデータ構造を扱うことことができることである。またタームをそのまま格納できることも1つの特徴である。その他、PSIのパーソナル・ワークステーション環境に則して分散機能の充実もはかられている。

• 1986-10-01

著者

• 岡崎 正一

  三菱電機東部コンピュータシステム

• 金技上 敦史

  (財)ICOT

• 三石 彰純

  三菱電機 情報電子研究所

• 根本 仁

  三菱電機東部コンピュータシステム(株)

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