リレーショナルDBMSにおける集合フェッチ方式の提案
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概要
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リレーショナルDBMS(Database Management System)の特徴の一つに集合操作がある。すなわち、リレーショナルDBMSの検索・更新の要求は、"何を"検索・更新するかの指定であり、指定した条件を満足する全てのタプルが処理の対象となる。しかしながら、ホスト言語インタフェースでの検索は、従来通りの1タプルずつの受け渡しである。このため、以下の問題が発生する。(1)プログラム内の配列変数等に、集合検索した結果をまとめて取り出すことができない。(2)UAP(User Application Program)とDBMSとの間の転送オーバヘッドが、タプル数が増えるのに比例して増大する。上記間題点を解決するものとして、一回のフェッチで複数個のタプルの取り出しを可能にする集合フェッチ方式を提案する。集合フェッチ方式実現のために以下を行う。(1)検索タプルの集合フェッチ方式の設定(2)ホスト言語インタフェース機能の拡張
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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