ワープロの帳票形式によるSGML文書作成
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概要
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製品の調達から設計, 生産, 運用, 保守のライフサイクルにわたっては, 企業間で多くの電子文書が交換される。SGMLでは, 文書中にタグをマークアップすることにより文書の階層構造を示し, イメージや図形なども参照するこどが可能となっている。このため, 文書中のデータの索引や流用が図られ易い。その対象となる文書としては, 仕様書やマニュアルが一般に考えられるが, 企業間で交わされる技術連絡票(ECS)や障害処理票なども後々に保守や設計変更に関わるものとして, その履歴や内容がすぐに参照出来るようにSGML文書で残すのが良い。後者の作成時には, 帳票形式で記入できるのが一般の人には望ましい。本稿では, このような帳票をワープロで作成し, 各項目の入力されたデータに対してタグ付けしたSGML文書に変換する研究を行ないプロトタイプを開発したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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