非同期型グループウェアツールを用いた分散型問題票管理システムの試作
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概要
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ソフトウェア実行環境のオープン化、ダウンサイジング化に伴ないソフトウェア開発環境は、従来の大型ホストを中心とする集中開発環境からワークステーションとネットワークを基盤とする分散開発環境へ移行しつつある。分散開発環境では、開発者や成果物であるドキュメントや種々の情報が分散する。このため、開発者やグループ間での協調と情報の収集、交換などの作業オーバヘッドと作業品質の低下が問題となる。ここ数年、協調作業を支援する技術でグループウェアが注目され、対応するツールも市販されている。本研究では、グループウェアツールがソフトウェア開発においてどれほど支援できるかを実証的に評価し、有効な使い方について研究することを目的とした。評価アプリケーションとして分散型問題票管理システムを非同期型グループウェア「Lotus Notes」上に試作したので、それについて報告する。
- 1995-03-15
著者
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