協調作業環境における拡張IDEFOによるワークフロー変更支援機能
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概要
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著者らの研究室では、協調作業支援環境として仮想オフィスシステムVIEW Officeの開発を進めており、VIEW Officeで用いるデータベースシステムのトリガ機能である能動規則をワークフローに適用する研究を行っている。ワークフローには利用者間の通信手段として利用するという目的があると同時に、データベースシステムの持つ機能を利用して実現しやすいものであるべきという要請もある。このため、IDEFOモデルの表現力を拡張した拡張IDEFOモデルを提案した。利用者協調のためのワークフローでは、計画変更が行われることが多いため動的な変更をどのように支援するかも重要な要素と言える。本稿では動的変更のための規則について検討すると共に、適用例を示す。また、動的変更は自動化できないことも多く、利用者間の協議を支援する機能も必要である。このため、協議環境を自動的に作り出す規則や、ワークフロー評価のためのシミュレータ利用を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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