動的割当を考慮したワークフローによる作業者間通信
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概要
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著者らの研究室では,空間的,時間的に分散した作業者間での協同作業をデータベース技術の応用によって支援することを目標とした仮想オフィスシステムVIEW Officeの開発を進めてきた(従来Virtual Officeと呼んでいたが,仮想オフィスという語の一般化に伴い改名した).本稿では仮想オフィス上における複数人に跨る一連の作業群について,各作業全体の進行状況や他者の状態を相互に伝え,理解するためのワークフローシステムについて述べる.特に複数の作業群に関わる資源や作業者の大局的なスケジュールを事前に構成することによって,作業者間での情報共有,例外的な状況に対する適切な対処の手段を提供する.このワークフローの実行のための機構として,能動データベースにおけるトリガ機能を応用する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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