マルチベンダ・インテグレーション・アーキテクチャ(MIA)への移行技術について
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概要
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情報処理技術の進展に支えられコンピュータの普及と適用領域の拡大が進む中,複数ベンダのコンピュータを組み合わせ,各ベンダの得意とする技術を有効に活用したマルチベンダシステムの構築が増加してきている.NTTにおいても,これまでのDIPSという共通アーキテクチャのハード,OSをベースとしたシステム構築から,各ベンダの提供する汎用のハード,OSを適材適所に活用したシステムの構築へと方向を展開してきている.こうした,マルチベンダシステムには,構成するコンピュータ間でのアプリケーションプログラム(AP)の共用,相互接続性,運用性の確保等,解決すべき課題がある.NTTでは,各ベンダの特徴を生かしつつ,これらの問題を解決するため,ベンダ共通のマルチベンダインテグレーションアーキテクチャ(MIA)を規定し,MIAを適用したマルチベンダシステムの構築を推進中である.また,マルチベンダシステムヘの円滑な移行,システム構築の容易化をねらいとした移行技術の開発を合わせて実施中である.本稿では,MIAの目的,規定の概要を紹介するとともに,MIAへの移行技術について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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