GUI開発環境 : Widget開発支援ツール「JunkDesigner」の開発
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概要
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ワークステーションの国際標準GUIの一つとして、OSF/Motifが利用できるようになった。しかし、AP(アプリケーションプログラム)のGUIはOSF/MotifのWidgetSetsだけでは作成できない。例えば、OA用のAPならば折れ線やバーグラフ、またFA用のAPならば監視用のメータ等を、X Window Systemの提供するライブラリであるXlibを使用して作成する必要がある。そして、この様な図形表示のためのプログラム作成は、AP開発者にとって多大な負担となり、高度な技術力が要求される。そこで、この様なAP開発上の問題を解決するために、Widget開発支援ツールJunkDesignerを開発した。JunkDesignerは、任意の図形表示を行うGUI部品を対話操作で作成し、C++言語のWidgetソースプログラムを自動生成するツールである。図1はJunkDesignerでバーグラフを作成している様子である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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吉川 暁
日立エンジニアリング株式会社システム研究所
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塩沢 正三
日立エンジニアリング(株)
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二宮 寿朗
日立エンジニアリング株式会社システム研究所
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漆原 広
日立エンジニアリング株式会社システム研究所
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