Xツールキットを利用した図形部品の評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ワークステーションの国際標準GUIの一つとして、OSF/Motifが利用できるようになった。しかし、各分野別のアプリケーション・プログラム(AP)を開発しようとした場合、Motifの提供するWidget(メニュー、リスト、ラベル、各種ボタンなどのGUI部品)だけでは作成できない。例えば、OA用途のAPを作成することを考えると、Motifで作成した対話画面上に表や折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフなどの図形を表示することが必然的に要求されるであろう。その時は、X-Windowシステムのライブラリ(Xlib)を使って対話画面プログラムの中に図形表示プログラムを作成する必要がある。作成するには、300種類以上もあるライブラリの中から適切な関数の選定や使用方法を習得する必要があるなど、AP開発者にはかなりの負担と高度な技術力が要求される。そこで、我々は上述したような図形表示に関するAP開発上の問題点を解決することを目的に、図形部品を作成し評価したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
関連論文
- 進化アルゴリズムと並列コンピュータによる物流計画シミュレーション・システムの実用化
- 1307 IT応用による環境にやさしい物流システム(OS3 新しい交通・物流システム)
- GUI開発環境 : XTooIkit対応汎用コマンドプロセッサ「JunkTalk」の開発
- GUI開発環境 : Widget開発支援ツール「JunkDesigner」の開発
- Xツールキットを利用した図形部品の評価