W/S保守情報管理のための分散データ管理システムの構築
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概要
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一人一台以上のワークステーション(以下WSと略す)を有する研究/開発環境において、そのネットワーク上で、異機種接続や、異なるバージョンのOSの使用例が増加している。しかし、このような環境下において、個々の保守情報を集中管理化した場合、下記のような不具合が考えられる。●保守情報を一括管理しているWAがダウンしている場合、その保守情報にアクセスできない。一斉的なソフトウエアのversion up等において、保守情報を保持しているWSに負荷が集中する●ディスククラッシュにより全てのデータを失う危険性があるこれらの問題に対処するための一手法として、保守情報を複数のWSに分散してイ呆持するようにすれば、全てのデータを失う危険性や、不必要なリモートアクセスが減少すると考えられる。こうした背景から、保守情報を複数のWSに分散して保持させ、多数のユーザによる分散管理を可能とするシステムを開発したのでここに報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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守屋 康正
富士ゼロックス(株)日本ファシリティマネジメント推進協会ベンチマークデータセンター事業部
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守屋 康正
富士ゼロックス株式会社システム技術研究所
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橋元 直
富士ゼロックスシステム技術研究所
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川邊 恵久
富士ゼロックスシステム技術研究所
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今田 正卓
富士ゼロックスシステム技術研究所
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