オブジェクト指向設計工程に関する一考察 : C++をターゲットとして
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概要
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オブジェクト指向によってソフトウエアを開発するフェーズは大きく2つに分けられる.1つは分析フェーズであり,もう1つは設計フェーズである.分析フェーズでは,問題を解決するために必要となるオブジェクトを抽出する.設計フェーズでは,分析フェーズで得られたオブジェクトを実際に設計する.設計フェーズはプログラミング言語に大きく依存する部分であり,その工程を明確に記したものは過去にはあまり例がない.そこで今回は,オブジェクト指向言語C++をターゲットとして,オブジェクトの設計工程,および設計工程の生産物であるドキュメントのフォーマットについて報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04