異種ネットワークアーキテクチャ結合方式
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概要
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OSIはマルチベンダ環境下の異機種システム間接続のプロトコルとして使用され始めているが、本格的な普及には至っていない。この理由として、◇アプリケーションレイヤプロトコルでトランザクション処理(TP)プロトコルの標準化が進んでいないこと、◇ネットワークレイヤプロトコルでルーティングプロトコルが標準化されていないこと等、が挙げられる。つまり、大規模なTPネットワークシステムや複雑なネットワークトポロジでの利用には未だ機能が不十分なのである。そこで既存ネットワークのOSIへのマイグレーションを容易化し、OSIの機能を補完するため、既存の独自ネットワークアーキテクチャやUNIX系のミニコンおよびワークステーションの標準であるTCP/IPなどの異種ネットワークアーキテクチャとOSIを結合することが求められている。本稿では、DIPS通信管理プログラムで実用化した異種ネットワークアーキテクチャ結合方式について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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