テレマティーク・ライブラリ・システムにおける通信ネットワーク技術に関する一考察
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概要
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近年,図書・文献等の「情報」の蓄積・利用の形態がコンピュータや通信の顕著な技術進歩や新しい付加価値サービス要求(動画等を含むマルチメディア化,全文サービス等)により,制約条件の多い紙メディアの利用から電子化メディアの利用へと状況が変化しつつある.本稿では「テレマティーク・ライブラリ・システム」を『ISDN等の高速・広帯域の通信網を利用して,図書・文献等のマルチメディア情報を電子化し,一般の利用に供するための情報通信システム』と規定した上で,そのシステムを実現するための「通信ネットワーク技術」について,そのシステムが提供するサービスの観点から分析した一つの考察結果について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15