全文情報からの意味的情報の抽出と加工
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、データベース・サービスで全文を提供する機運が醸成されつつある.これらのシステムで、利用者の利便を考えると全文からの意味的情報の抽出とそれの文章表現化の加工作成システムのサポートが必要になってくる.今回我々は、原文献を読まなくても、内容理解が得られる報知的抄録の生成システムを実験的に作成した.これに情報処理に関する論文10編を入力し結果をJICST提供抄録と比較し評価した.この結果、一部内容が詳しくなり文字数も多くなることが明かとなった。今後のシステム展開を考えシンプルを第一とするシステムでまとめあげた.以降、このシステムの構成と処理手順について述べる.なお、ここで言う「文」とは、文頭から「。」:「.」により区切られる一つのまとまった意味を終りまであらわした一つづきの言葉列を言う.また、「単語」とは、自立語のことで複合語はそのままの形で存在する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
関連論文
- テレマティーク・ライブラリ・システムにおける通信ネットワーク技術に関する一考察
- 電子図書館で求められる画像情報処理 : テレマティーク国際研究所における研究 ( 情報システムにおける光ディスクの活用)
- 全文情報からの意味的情報の抽出と加工