EOA実現に向けてCAD図面を含んだ技術文書のオンライン管理
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概要
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OAが普及/定着した現在、Engineering OAとは、どのように具現化してくるのであろうか。多機種少量生産時代に技術分野におてもコンピュータ化を取り入れ、時間の有効利用を行わなければ製品のライフサイクルの短い現代、企業間の熾烈な過当競争のなかで闘ってはいけないだろう。このように製品戦略が激化する中IBMのワールドワイドな全製品開発研究所および製造工場間では製品仕様書のネットワークを使ったデジタル・リリースが急速に推進されている。実現可能な場合には、今までのマイクロ・フィルムのリリースに比べると、転送手段が郵送から通信回線に変り設計変更が4〜5回あるものとして製品開発工程が2ヵ月近くも短縮されることになる。だが、その製品仕様書に関して容易にCADAM/CATIAの図面を含んだ技術文書をオンライン上に作るためのシステムがない。今まで、技術文書全てがSCRIPTと呼ばれるホストコンピューター上で定形式を取った文書を作成する機能を使用し文書を紙で出力し、図/表の切り張りと言う方法を取っていたために保管/検索/他者との有効利用が困難である、と言うより不可能に近い。という問題をかかえていた。
- 1989-03-15