階層ファイル制御へのCMSS適用の検討
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概要
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NTTでは従来の大容量記憶装置(MSS)に替わるものとして、集合形大容量記憶装置(CMSS)を開発し、各種領域へ適用中である。CMSSは、その記憶媒体であるMT(VHSタイプのビデオテープ)の転送制度がDKに比べて数段速く、又ソフト側がファイル(データセット)やMTの所在/状態管理を分担するという特徴を持っている。階層ファイル制御機能(HFM)に対してCMSSを適用するに際し、これらの特徴に基づく信頼化設計を行う事により、高信頼性を得ることが出来た。本稿ではその課題と対策を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12