アトミックマルチエージェントによるグループウエアシステム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
信頼性を有する分散システムの実現を目的として70年代終わりにグループ通信の研究が始まった. それ以後, グループ通信は理論面で著しく進歩した. 実際面では, コーネル大学で開発されたISISが信頼性を有する大規模システムの構築の可能性を示したことを契機として, グループウエアシステムにグループ通信を適用する研究が進められている. 信頼性を有するグループウエアシステムを実現する場合, オフィスの環境で使われるグループウエア, 例えば, 協同文書作成システムなどでもグループ通信を適用して信頼性を向上させる試みがなされている. しかしながら, これらの研究は単にグループウエアシステムの信頼性を高めるためにISISシステムを採用したにすぎない。我々の研究の目的は単にグループ通信を採用するだはでなく, グループウエアに必要なグループ通信を根本的な観点から見直し, エージェントの協調によって信頼性を高めることができることを示すものである.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
関連論文
- Machの外部ページャによる分散共有メモリサーバの評価
- Machの外部ページャによる分散共有メモリサーバとその応用
- 分散トランザクションシステムIXIの設計と実現
- リライアブルなマイクロカーネルの実現について
- 並列型関数型言語Cmexの開発
- オブジェクト指向のオペレーティングシステムの構成について
- アトミックマルチエージェントによるグループウエアシステム
- グループウエアのためのプロトコルついて
- ワークステーションの実時間処理への適用
- 組込みシステムとリアルタイムシステム(「組込みシステム技術の最近の動向特集号」)
- リアルタイムシステムのオンラインスケジューリング(「スケジューリング技術の新たな展開特集号」)
- 現場技術情報流通支援のためのオントロジーの構築と利用 (テーマ:一般演題及び小特集「ビジネスインテリジェンステクノロジー」)
- 1ZB-7 WWW上の協同執筆に関する研究(協調作業支援システム,一般講演,インタフェース)
- Lisp言語はどこへいったのか(インタラクティブ・エッセイ)