位置親密度によるアプリケーション制御
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概要
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モバイルコンピューティング環境の飛躍的な発展に伴い、移動するユーザの活動を支援するアプリケーションやサービスへの要求が高まって来ている。従来より、ユーザの現在位置を検出し、それをパラメータとして、アプリケーションを制御することが行なわれてきたが、本稿では、より細かなユーザ活動支援を可能にするため、位置親密度パラメータを導入し、これを用いたアプリケーションの制御を提案する。位置親密度はユーザの行動傾向を示すものであり、ユーザの移動履歴より自動生成する。位置と時刻を時系列順に記憶する従来型の位置記憶と、位置親密度記億を併用することで、お互いの長所短所を補完し、各ユーザの行動傾向に応じた機能やサービスを提供することが可能となる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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