モバイルグループウェアにおける位置アウェアネスの制御

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概要

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モバイル通信の発展により、「いつでも・どこでも」遠隔地の相手とコミュニケーションが行なえるようになってきている。このような環境下におては、現在の自分の状況(忙しさ・作業内容・居場所)とは全く無関係に呼び出しを受けることが多くなるという問題点がある。従って、モバイル通信環境におけるコミュニケーションの円滑化を図るため、アウェアネス支援(相手の状況をわかりやすくすること)が重要である。本稿では、「相手の状況理解の促進」と「プライバシ保護」を両立させるため、情報伝達の対象となるグループの性格に応じて、伝える位置アウェアネスル情報の表現方法を制御することを提案し、その検討に利用する試行システムについて述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-09-04

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