用例に基づく形態素解析の検討
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概要
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形態素解析は、従来から対話、翻訳、校正などの目的のために、自然言語処理研究の一つの分野として研究が続けられている。しかし、実際の日本語では単語の境界が明確でないことや単語の多品詞性のため、多くの問題点が残っている。特に名詞連続複合語には問題が多い。本稿では従来の単語辞書の代わりに既に形態素解析されたデータを利用する、用例に基づく形態素解析を提案する。形態素解析済みのデータを利用することにより、形態素解析の精度が向上することが予想される。実際に企業名の形態素解析の実験を行なった。この結果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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