コンピュータ囲碁における格言の知識表現について
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概要
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現在囲碁のプログラムは人間のレベルには追い付いていない。囲碁はチェスに比べると探索空間が広く, 全枝探索を行なって強くすることは難しい。また, それほど有効と思われる評価関数も見つかっていない。そこで, 強いプログラムを作るためには, 人間の知識, 考え方をうまくプログラミングすることが必要になってくるが, 人間がどのように考えているかということについてもまだあまりよく分かっていない。我々は人間の言葉で表現された知識である囲碁の格言を形式化し, プログラムに取り入れる研究を行なっている。囲碁の格言をコンピュータに知識として処理させるには, まずその格言に用いられている用語の概念を形式化することが必要になる。本研究では, 囲碁用語の概念の形式化と, それを用いた格言の形式化を行なう。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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