CSS統合開発環境(8) : 個人作業環境のカスタマイズ
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概要
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近年、システム開発プロジェクトの規模が大型化し、内容も業務に密着し多様化してきている。これに伴い、様々な役割をもった要員がプロジェクトに参画すると同時に、初心者を投入することも多くなっている。このような状況で一定の品質以上の成果物を高い生産性で実現するには、熟練者はそのノウハウを十分に活用でき、初心者は枠組みを与えて適切にガイドする等、個人の習熟度に合った環境を提供する必要がある。以上のような観点から、プロジェクトの中の各役割単位に、そのプロジェクトの標準の作業環境を設定し、その上で各個人が許される範囲のカスタマイズを行う仕組みを実現した。本稿では、その仕組みとそれに基づくシステム(我々はこれを個人手帳と呼んでいる。)について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28