閉域通信におけるセキュリティ機能の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
CCITTでは通信範囲を登録されたグループ内に限定する閉域通信サービス(Closed User Group:CUG)に関する勧告を行なっている。CUGは閉域内では相互に通信できるが外部との通信は禁止するサービスで、これを別の観点から見ると情報セキュリティを考慮したサービスであると考えられる。しかしCUGにはそれ自身が持つ機能により思いもよらない相手や不適切な相手との間に通信経路が存在するという"隠れパス"の問題がある。本論文ではCUGに隠れパスが存在することを明らかにし、到達可能性解析を用いた解析法を示す。さらにその解析法を用いた対策案を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
-
荒木 禎史
(株)atr通信システム研究所
-
力石 徹也
(株)ATR通信システム研究所
-
Thomas Hardjono
(株)ATR通信システム研究所
-
太田 理
(株)ATR通信システム研究所
-
力石 徹也
Atr通信システム研究所
関連論文
- 閉域通信におけるセキュリティ機能の検討
- 図形によるサービス仕様記述支援のための画素データベース
- プログラムスライシングに基づくソフトウェア独立改造方式
- 強制アクセス制御のセキュリティレベル設定問題に関する一考察
- ネットワークセキュリティ参照モデルに基づくセキュリティ問題の分類
- 改造に伴う影響を除去するソフトウェア独立改造方式
- A-188 オブジェクト指向データベースのためのインテグリティレベルによるアクセス制御(A-8. 情報セキュリティ,一般講演)
- オブジェクト指向データベースの改ざん防止方式