協調ハイパーメディアシステムにおける共有オブジェクト更新伝播方法
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概要
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我々はグループウェアの基盤となる、複数ユーザ共同利用型協調ハイパーメディアシステム(Cooperative HyperMedia System:以下CHMS)を開発中である。CHMSでは複数のプロセスで共有されるオブジェクトの最新の内容を画面に表示する。そのため、オブジェクトの更新時に、更新伝播を行う必要がある。その際、即時に各プロセスに伝播させると、更新が失敗した場合に元の状態に戻すことが大きなオーバヘッドとなる。本論文では、このオーバヘッドを減少させ、OODB transaction管理との整合性を保つための効率のよい更新伝播方法を説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28