オフィス業務構築環境 : オブジェクト指向フォーム管理方式
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概要
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オフィス業務を支援するシステムとして、マルチメディアデータを扱い、ユーザインタフェースを重視したシステムが望まれている。オフィス業務は業務の変化に応じて柔軟に対応できる必要があり、単一または極小数の部門内で閉じたシステムのため、システム化が遅れていた。しかし、近年の高性能端末WSの普及とダウンサイジングの機運に伴い、オフィス業務を支援するシステムを導入し、他社との競争力に差をつけようとする方向にある。このようなシステムの開発方法としては、高性能な端末やWS上でのGUIアプリケーション開発ツールとDBサーバとの連携による方法があるが、真の開発環境が提供されているわけではない。一方で、従来のデータベース(DB)で扱いにくかったマルチメディアデータをオブジェクト指向データベース(DODB)で容易に扱えるようになってきた。このような状況から、OODBを用いてオフィス業務を構築する環境を検討、試作した。本稿では、試作したオブジェクト指向フォーム管理方式について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24