次世代統合オフィスシステム"アラジンII" : オフィス業務の構築環境
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概要
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企業の中では、組織運営のために、様々な業務が各オフィスで遂行されている。これらの中には、現在、ホストコンピュータを使ってEDP化した基幹業務システムや、パーソナルコンピュータを利用した個別OAツール(ワードプロセッサ・表計算ソフト等)により、効率化が進められているものがある。一方、オフィスには、EDP部門のバックログとしてEDP化から取り残されている業務や、EDP化するには対投資効果から難しい業務、汎用的な個別OAツールでは処理しきれない業務が多々あり、効率化の恩恵に預かっているオフィス業務は、まだ、少ないといえる。このような中で、90年代に入り、企業を取りまく環境はいっそう厳しく、時々刻々と変化する状況の中で、戦略的かつ迅速芯組織運営が必要とされ、オフィス業務の電子化による統合化・効率化が急務となってきている。このため、90年代におけるオフィスオートメーションは様々なオフィスで遂行される業務を、いかに簡単にシステム化していくことができるのかが鍵となろう。本稿では、次世代統合オフィスシステム"アラジンII"の"オフィス業務構築環境"として開発したオフィス伝票システムを通して、特に可一般のオフィスで日常頻繁に行われる事務処理を中心としたオフィス業務の電子化について、その要件、具備すべき機能、実現方式、適用例について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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若林 宏
日本電気(株) C&cシステム技術本部
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杉田 浩二
日本電気(株)
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北野 千春
日本電気(株)
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杉田 浩二
日本電気(株):情報処理システム技術本部
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北野 千春
日本電気(株):情報処理システム技術本部