Lisp系言語におけるごみ集め
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概要
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Scheme等のlisp系言語では、再利用可能なメモリ領域を自動的に回収する手段として、ごみ集め(GC)の採用が一般的である。GC手法のうちストップ&コピーによる一括型のものは、専用のGC機構を持たない汎用計算機上でも実現が容易な反面、GCによる処理の中断によりユーザに不快感を与えがちである。本稿では上記の欠点を軽減し得る世代管理型のGCについて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
Scheme等のlisp系言語では、再利用可能なメモリ領域を自動的に回収する手段として、ごみ集め(GC)の採用が一般的である。GC手法のうちストップ&コピーによる一括型のものは、専用のGC機構を持たない汎用計算機上でも実現が容易な反面、GCによる処理の中断によりユーザに不快感を与えがちである。本稿では上記の欠点を軽減し得る世代管理型のGCについて述べる。