文章のわかりやすさ評価に関する研究 : 文法構造と記憶率について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現代は情報が氾濫している時代であり、情報の受け手に対して、積極的に発信者側の意見・考えをアピールするためには、「わかりやすさ」を考慮した情報表現を行う必要がある。筆者らは、情報の1つの形態である文章に着目し、文章の「わかりやすさ」の定量化手法の確立と、それに基づいた文章の評価システムの構築を目指している。文章のわかりやすさに影響を及ぼす原因として、字面要因・文法要因・構文要因・内容要因・効果要因の5つがあげられるが、筆者らは構文要因に着目して研究を進めている。構文要因と文章のわかりやすさの関係を導き出すための評価実験を行う必要があるが、その手法を検討するために、記憶に関する心理実験を応用することを試みた。本稿では、この評価予備実験に関して、その目的、内容、結果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
関連論文
- 情報共有のためのプロテオーム解析データ記述言語 HUP-ML
- MK-7 ビデオハザードブロッカーの研究開発(大型プロジェクト紹介,学術系企画)
- 文章のわかりやすさ評価に関する研究 : 文法構造と記憶率について
- 二眼式時分割立体表示装置における人間の視覚機能評価 : 視聴覚技術