データ交換におけるフォルト・トレラント化の実現方法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年,オンライン・アプリケーションの爆発的な成長に伴い,フォールト・トレラント・システムを使用したOLTPサービスに対する関心が高まっている.これは,オンライン・システムがビジネスの心臓部に浸透するにつれて,計算機の故障がもたらす有形無形の損失,つまりユーザーとベースに与える影響が計り知れないほど大きくなってきていることを示している.このため当社では,マルチマイクロプロセッサ(PM)構成の通信処理プロセッサであるSURE SYSTEM 2000(以降SUREと表現する)上にデータ交換システム(データ交換の運用基盤と転送基盤から構成される)を搭載することにより,データ交換業務のフォールト・トレラント化(以降FT化と表現する)を実現する.本稿では,データ交換運用基盤のFT化について紹介する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24