異種コンピュータ間のファイルアクセス機構の開発
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概要
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UNIXオペレーティングシステムを基盤とするネットワーク環境では,NFS等の分散ファイルシステムが利用されている.分散ファイルシステムによって,ユーザはリモートファイルを自マシンのファイルと同様に扱うことができる.しかし,ファイルシステムが異なる機種に対する分散ファイルシステムの実装は困難である.特に,ファイル名の形式が異なる機種では,自マシンのファイルシステムにリモートファイルをマッピングできない.また,UNIXワークステーションが通常利用されているLAN等のように高速・高信頼性のネットワーク上で利用できるとは限らない.特にメインフレーム等を対象にした場合,専用回線やバケット網等のように通信が低速であることが多い.また,信頼性の低い通信を考慮する必要がある.本稿では,異種コンピュータ間のフィイルアクセス機構である仮想ファイルサーバについて報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
-
三上 理
日本電気(株)c&cシステムインタフェース技術本部
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仁科 雅子
日本電気(株)
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須尭 一志
日本電気技術情報システム開発(株)
-
仁科 雅子
日本電気(株)c&cシステムインタフェース技術本部
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