ネットワーク管理に於けるGUI適用方法
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概要
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近年,ネットワークの普及に伴いネットワークが複雑化,大規模化してきた.このような状況に於いてネットワークダウン回避,柔軟なネットワーク拡張,安定したサービスレベルの維持といった,ネットワークに対する要求を満たすネットワーク管理が非常に重要な役割を果たすようになってきた.富士通ではこの役割を果たすものとしてメインフレーム上で動作するネットワーク管理製品COMS-Iを提供している.当製品は,メインフレームを中心とする情報処理系ネットワークに対して障害・性能・会計・構成・機密の各管理機能を統合的に管理している.当製品は,メインフレーム製品である,その運用はEDP部門の担当であることから,キャラクタベースの端末でその操作機能を実現している.しかしながら,EDP部門やオペレータとしてメインフレームの知識を充分に持っている専門家を集めることがだんだん困難な状況となっている.また,パソコンLAN等の発達により,ウィンドウ・システムが一般化してきている.これらのことからメインフレームのネットワーク管理とウィンドウ・システムとの融合が重要な課題となってきている.今回は,この課題に於ける問題点とそれに対する研究結果について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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