マルチメディア情報アクセスに基づくトラフィックマネジメント方式
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概要
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現在の一般的なLANでは、LAN外にアクセスする際、そのLANのユーザは、LAN内の回線と比べて極めて低速度ないくつかの共有回線を介して外にアクセスしているが現状である。また、共有回線の使用は、そのネットワークのユーザに対して平等かつ自由に許されている。したがって、このようなLANにおける問題点として、共有回線に、多数多様のネットワークリソースの要求あった場合、ボトルネック問題が生じ、さらには、一人ユーザが、大量のリソースを要求した際、他のユーザは、その一人のユーザのためだけに、大きな影響を受けることになる。そこで、本論文では、それらの問題に対して、従来、ネットワーク下位層だけで判断してきたトラフィック制御を、上位層およびネットワーク全体で判断することで、限られたネットワーク資源で、効率的に運用する総合的トラフィックマネジメントのシステム設計及び評価を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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