確率的方法を用いたファジィ知識獲得
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概要
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入出力データは既観測であるもののそれらのシステム関係が不明確,または,数学的・定量的関係の記述が困難である等,入出力間のモデリングやアルゴリズム抽出が容易ではない問題がある.このような問題における1アプローチにルールベースシステム等の知識を活用する知識処理があるが,知識処理分野においても,知識獲得ボトルネックなる問題の存在が知られている.これらに対して,入出力データを用いて入出力間に存在するモデルを獲得するファジィモデリングがある.これは,ファジィ推論のための知識を獲得する方法とも言える.ここでは,開発した新たな知識獲得方法として,知識表現や推論方法,獲得後の知識の解析を考慮し,確率的試行によって入出力データからファジィ推論のための知識を導出する方法を提案する.以下では,このファジィ知識獲得方法と,近似問題等への適用例について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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