WebBASEにおけるスクリプト処理方式とその評価
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概要
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WWW(World Wide Web)で一般的な CGI(Commn Gateway Interface)を用いたプログラムでは、新規開発時の作成者への負担が大きいばかりでなく、プログラム中にHTMLを混在して記述するためにHTMLへの修正の都度プログラムの修正を要するなど修正者への負担も大きい。 また、WWWからDB(Database)を利用する場合には、WWW-DB間のインタフェースをとるためのプログラムが必要となり、 プログラム作成者への負担はさらに増加する。我々は、WebBASEスクリプトとその処理系を提案する。WebBASEは、 我々がこれまでWWWからDBを利用する際の方法や問題点を洗い出すために実施してきた実験[2]~[4]の回答として開発したもので、WWWからDBへのアクセスを可能とするソフトウェアである。HTMLとスクリプトが明確に識別され、論理も記述し易いWebBASEスクリプトと、 その処理系は、WebBASEの主要部分を構成しており、プログラムの作成時や修正時に、担当者への負担軽減が期待できる。本稿では、WebBASEスクリプトとその処理系について、また、WebBASEスクリプトとCGIプログラムとの比較・評価について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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