リアルタイム性の確保を考慮したCTRONインタフェース準拠通信制御の実現
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概要
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CTRON(Communication &Central TRON)インタフェースの一つとして規定されたCTRON通信制御は、ハードウェアアーキテクチャに依存しない基本OSインタフェース上で、国際標準であるOSI通信プロトコルをサポートする機能を実現する。また、応用プログラムに対し、拡張OSインタフェースを提供することにより流通性を拡大し、かつ高性能なりアルタイム処理を提供している。筆者らは、CTRONインタフェース準拠通信制御OSであるVCS/OS(Versati1e Communication Server/OS)の拡張OS部としてOSIモデルの下位層(トランスボート層からデータリンク層)をサポートする通信制御を開発した。本稿では、開発した通信制御OSのリアルタイム性と移植性に付いて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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吉瀬 宏
(株)日立製作所 ソフトウェア事業部
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生田 浩章
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
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山本 明
日立ソフトウェ1アエンジニアリング(株)
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伏見 昌二郎
(株)日立製作所ソフトウェア工場
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武井 昭夫
(株)日立製作所ソフトウェア工場
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