地形図画像データの等高線抽出に対するノイズ除去
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概要
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地図には、地形、交通路、建物、行政区画、土地利用などの情報含まれてており、これらの情報を多目的、多次元に利用するこが考えられている。文献(1)で地形情報の編集、利用のために、縮尺1/25,000の3色刷りの地形図「小田原北部」より、ドラム式スキャナでサンプリング間隔0.1mm、背景色の白を加えた4色の色調情報に分解して得られた画像を基に茶系の画像(図2)をえ、これより等高線の抽出を試みたが、スキャン時の色調の誤認識によるノイズにより、ノイズと等高線の部分の判別ができず、等高線のみの抽出ができないという問題が生じたため、本稿ではこのノイズ除去を試み、その実行結果を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25