高位合成ツールArchist(1) : 概要とユーザインタフェース
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概要
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LSIのアーキテクチャ設計を支援する高位合成の技術が,近年重要性を増してきている.高位合成ツールを用いれば,設計者はC言語でプログラムを作成するように,アルゴリズムレベルの動作記述を作成するだけで,その動作を実現するRTL記述を自動的に得ることができる.従来の人手による設計ではRTL記述の作成に多くの時間と労力を費やしていたが,高位合成の技術を導入することによりその作業が大幅に軽減できる等のメリットがある.我々は,高性能DSPのアーキテクチャ設計を支援する高位合成ツールArchist(Architecture Synthesis Tool)を開発している.我々が想定しているDSPにおいては,高スループットのパイプライン制御が要求されるため,Archistではパイプライン・アーキテクチャの合成機能を実現している.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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東田 基樹
三菱電機(株)半導体基盤技術統括部DA開発第二グループ
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石川 淳士
三菱電機(株)半導体基盤技術統括部DA開発第二グループ
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大村 昌彦
三菱電機(株)システムLSl開発研究所
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大村 昌彦
三菱電機(株)システムlsi開発研究所
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