スケーラブルプログラミングシステム : 背景と目的
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概要
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1980年代に大学および企業の"研究室"レベルで研究され、試験的に使用されてきた並列マシンは、1990年代に入って商用化され、"実社会"での問題に適用されつつある。しかし、"雄大な挑戦(GC)"問題の解決に際しては、・大規模科学技術計算・リアルタイムシミュレーション・大規模分散データベースを統合しなければならない。このためには"能力的に"充分であるとはいえない。さらに"高性能"なコンピューティングシステム、すなわち、"3T"コンピューティングシステムを目指して、ハードウェア、ソフトウェア、および応用分野の研究を三位一体に推進すべきである。現在、並列処理の分野で最も必要なことは並列プログラミング環境を完備し、従来の単一プロセッサシステムと同様なソフトウェア開発環境を確立することである。ユーザにとって最も望ましいのは、"スケーラブル"なソフトウェア/マシンであり、ネットワーク環境が優れたシステムである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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